少年時代の車窓から
2011年1月20日


 前回の昭和の鉄道模型を作ると同様に鉄道模型少年時代の車窓からの風景を撮影してみました。
 トレインスコープといってもオンラインでライブ映像が見れるちゃんとしたものではなく前回同様なんちゃってトレインスコープです。
 通常のトレインスコープのように運転席から前方を見た映像ではなく車窓からレイアウトを眺めた画像になっています。
 カメラの形状から前を向ける事ができないので車窓からという事になっていますのであしからず。

 今回は前回と違ったビディオカメラを使用しました。
 高さ29mm、幅45mm、奥行き10mm、重さ14gの超小型ビディオカメラで1280×960ピクセル、30FPSの動画が撮れるというものです。
 カタログスペックは普通のビディオカメラとひけを取りませんがレンズがレンズなのであまり綺麗な画像は期待できません。

 案の定、撮影した画像はオモチャの域を脱しませんが、Nゲージに搭載できるギリギリの大きさなのでこれくらいの画像でも妥協するしかありません。
 ちなみにこのカメラ、通販で5,000円で買いました。(オモチャとしては少々お高いですが)
 前回使ったカメラが12,800円でしたがこの手のものは2年以上経つとだいぶ安くなります(今調べたら前回のは5,980円になっていました)



 台車にカメラを両面テープで貼り付けます。
 台車には安定走行させるため金属のプレートが載せられていますがこれをそのまま使います。(本当はもっと重いものを載せた方が安定するのでしょうが)
 カメラは少し前傾に取り付けた方が良いと思います。この方がレイアウト以外の外景があまり映り込まずにすみます。

 台車を引っ張るのは読者プレゼントのキハ2500型です。この車両、低速走行が可能で最近のお気に入りで毎回登場します。
 前回は付属の車両が低速走行ができなかったためNATOCの速度制御機能を使いましたがこの車両だとその必要なさそうです。

 しかしここでちょっと問題が、この車両、標準のアーノルドカプラーが付かないようです。
 仕方がないので糸で連結しました。



 少々格好悪いですが別に車両は映らないので・・・



 レイアウトをテスト走行させてみます。



 心配していたトンネルも何とかクリアしました。
 カメラをレイアウトの内側に向けて撮影開始、通常のトレインスコープのようにライブ映像は見れません。SDメモリにひたすら録画するだけです。

 カメラを外側に向けても撮影してみましたがストラクチャーと近すぎてだめでした。



 鉄道模型少年時代レイアウトの車窓風景です。音が入っているので注意してください。

     

目次に戻る