バスコレ走行ユニットで盆ラマ(完結編)
2011年12月10日


 盆栽のようなジオラマ略して「盆ラマ」ですが、前回レイアウトは完成したのですが、動力ユニットに少年時代のバスのサイズが合わず動かす事ができませんでした。



 この動力ユニットに適合するものがバスコレでいくつかあるのですがどれも近代的な大型バスで今回のレイアウトには似合いません。
 何とか鉄道模型少年時代のバスを動かしたいものです。

 このためあるものを注文しておいたのですがやっと昨日届いたので早速改造に取り掛かりました。
 あるものとは鉄道模型少年時代の6号です。
 そうもう一台鉄道模型少年時代のバスを使って改造します。
 たかだか5mmのためにバスをもう一台購入するのはもったいない気がしますが、バス停も付属しているので鉄道模型少年時代から拝借したバス停を元に戻せます。

 まず両方のバスを途中で切断します。  切断する位置を窓のひとつ分ずらすのがミソです。



 それぞれ長い方を継ぎ足して今回のバスにします。
 ただ単に切断して前後を接着するだけだと簡単なのですがホイルベースの長さが違ってきます。
 そこで新しい前輪の位置を切り取ります。



 このままのもいいのですが今回は切り取った部分を左右逆にして前の位置に接着しました。
 切断した前後を接着して一応塗装しておきました。



 適当な塗料を使ったのでちょっと色が違っています。  また塗装が苦手なので汚くなってしまいましたが大目に見てください。  うまい人がやればもっときれいに仕上がると思います。
 なお内側の窓にはめ込んであるアクリル板は動力ユニットと干渉するようなので残念ながら撤去しました。うまくやればちゃんとセットできるかも知れません。
 メーカーのホームページに動力ユニットの取り付け方法が載っています。参考にしてください。

 残りの前後を接着してもう一台バスを作ります。ホイルベースが短くなるのでこれに合わせてベースも短くしてあります。



 短尺のちょっと可愛いバスができました。バス停と共に元に戻しておきました。


 これで今回の「バスコレ走行ユニットで盆ラマ」は全て完成しました。

       

 撮影のため何週も走らせましたが思ったよりちゃんと走ってくれます。(時々とんでもない方向に行ってしまいますが)
 ボタン電池だけで動くので手軽に走らせることができます。動力ユニットに適合した車両を使えばもっと簡単に作れると思います。

 今回バスを切断するという荒業をやっていますのであくまでも自己責任という事でお願いします。

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